2019年5月に積立インデックス投資を始め、2021年5月にちょうど2年になりました。
コロナショック中にもコツコツ積立を続けたことで、評価損益は31%を超えています。
今回は2年間続けた積立インデックス投資の運用成績と感じたことについてお伝えします。
- 積立インデックス投資に興味がある
- 積立インデックス投資の運用成績が知りたい
このように思っている方は、ぜひ読んでみてください
Contents
インデックス投資12か月目の運用実績
2019年5月から始めたインデックス投資は、運用額344,600円に対して、評価額が452,758円。
結果は評価損益+31% 108,158円の含み益となりました。
2020年3月に起きたコロナショックで株価は暴落しましたが、
- 積立額を10,000円➜15,000円に増額
- 下落時に楽天ポイントを使ってスポット購入
積極的に買い増した効果が出てきたという印象です。
スポット購入とは、好きなタイミングで好きなだけ買う購入方法のことです。
1年前に運用成績を公開したときは含み損だったので、「1年間でここまで育ったんだ」と本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!
わたしは現代ポートフォリオ理論と効率的市場仮説に基づいて、インデックス投資の資産配分を決めました。
現代ポートフォリオ理論とは、株式市場そのものが唯一絶対の効率的ポートフォリオであるという理論。
効率的市場仮説とは、市場価格は全ての投資家の知識と期待を反映しているという仮説です。
つまり、世界市場ポートフォリオが全ての投資家の知識と期待を反映した最も効率的なポートフォリオであるという考え方です。
この考え方に沿って、わたしは世界の株式市場とほぼ同じポートフォリオでインデックス投資を積み立てています。
世界市場は主に債券と株式という大きな二大市場で成り立っているので、株式と債券で運用した方がいいと言われています。
でも、日本の金利は低いので債券の価値は下がる可能性が高いし、海外の債券だとリスクが上がってしまうので、株式のみで運用しています。
MSCIオールカントリー・ワールドインデックスの比率を見ると、世界各国の株式時価総額は、先進国株式:新興国株式:日本株式=8:1:1になっています。
以前は先進国株式:新興国株式:日本株式=8:1.5:0.5の比率で積み立てていたのですが、個別株や高配当株積立を始めたので、国内株式の投資信託の購入は辞めました。
今は先進国株式:新興国株式:日本株式=8:2:0で積み立てています。
実際に積み立てている銘柄です
- 先進国:<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド 8,000円/月
- 新興国:SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式)) 2,000円/月
銘柄は、2019年5月時点で1番手数料が安かったものを選びました。
コロナショック以降に中長期投資として、S&P500の積立も始めました
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 5,000円/月
毎月15,000円でコツコツと積み立てています。
「どこまで大きくなるかな」とワクワクしながら積み立てています。
積立インデックス投資を24か月続けた感想
積立インデックス投資を2年続けてみた感想は大きく2つです。
- インデックス投資はメイン投資にぴったり
- アメリカ経済はやっぱり強い
インデックス投資はメイン投資にぴったり!
2年間積立インデックス投資を運用して思ったことは、世界の株式市場に連動するインデックス投資はメイン投資にぴったり!ということです。
インデックス投資は、市場の平均リターンを狙う投資です。手間はかからないですし、少額から始めることができます。
ただ、銘柄選定ができなかったり、手間がかからなすぎて面白くない投資と言われることもあります。
わたしもそんな風に思っている時期がありました。
でも、コロナショックを経験したことや相場の急転換を経験して、積立インデックス投資への考え方が変わりました。
投資の世界では主役の座がコロコロと変わります。
仮想通貨が主役のときもあれば、債券が主役のときもあります。
株式でもワクチン銘柄やテレワーク銘柄が話題の中心のときもあれば、商社や銀行株が主役を奪うときもあります。
「次はだれが主役になるか?」と予想するにはとてつもない分析と経験が必要ですし、運要素も多く含んでいると思います。
でも、世界経済がいつまでも回復しないor衰退していくという可能性は極めて低いんです。
主役の場は変わるかもしれないけれど、いろんな役者が入れ替わり続けることで、世界経済という舞台は大きくなっていき、成長し続ける。
わたしはそんなイメージを持っています。
インデックス投資は、世界経済という舞台そのものに投資をしているということ。世界経済が成長すれば、自ずと世界の株式市場も成長していきます。
高配当株やメキシコペソ投資、仮想通貨への投資は続けていきますが、メインはインデックス投資というスタイルはずっと変わらないと思います。
アメリカ経済の強さに感動
コロナショック以降にアメリカ経済の急回復を目の当たりにして、

アメリカ経済すごすぎる…っ
とS&P500の積立を始めました。
日本は高齢化社会になりつつあり、人口も減少傾向にある国。経済の伸びしろは少ないんです。
アメリカよりも中国や新興国の方が伸びしろは大きいけれど、株主への還元性や投資の文化を考えるとアメリカがまだまだ強いと思います。
こちらの本を読んでからその気持ちが一層強くなりました
投資の世界の主役は変わっていくものなので、S&P500は中長期として考えています。
3年目の積立インデックス投資の今後の方針・戦略
3年目のインデックス投資の方針ですが、メイン投資としてこんな感じで続けていきたいと思っています
- 楽天カードを利用して、毎月1日に積立設定
- 急落時・暴落時にスポット購入ができるように現金比率を高めておく
- 資金に余裕ができたら、S&P500を毎月1万円に増額する
急落時や暴落時にスポット購入ができるように、現金比率を上げることを先決にしたいと考えています。
資金に余裕ができたら、S&P500を毎月1万円積立に増額する予定です。
これからも入金力を上げることを意識しつつ、コツコツと積み上げていきたいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
こんにちは、投資ブロガーとうなです