わたしは今この「藤奈ブログ」を育てていますが、2年前にも投資ブログを運営したことがあってその時は半年で月に1~3万円稼げるようになりました。
ブログ運営において最も大切なことは記事を書くこと。
そしてブログ運営で1番難しいことも記事を書くことです。
でも、少し考え方を変えたり、コツを知ることで記事を書くハードルはガクンと下がります。
今回は記事を書くときの考え方や記事の書き方について徹底解説します。
記事の書き方は人それぞれの部分も大きいので、「これいいな」と思う部分は取り入れて、投資記事の作成に活かしてみてください。
- どんな風に記事を書けばいいのか分からない
- 投資ブログでどんな風に商品を紹介したらいいのか悩んでいる
- 自分の書き方が合っているのか不安…
このように思っている人は、ぜひ読んでみて下さい。
- 投資ブログの運営手順とアフィリエイトについての知識を学ぶ
- 投資ブログを作る
- 記事の書き方を勉強して記事を書く←今この記事
- ASPに登録して広告を貼る
- カスタマイズしてブログのデザインを整える
- アクセスアップに取り組む
Contents
【記事は読者のために書くという心構えが大切】投資ブログは、苦痛や不安から逃れたいときに記事が読まれやすい
投資ブログの大きな収益は、アフィリエイトになります。
アフィリエイトとは、ブログやサイトで商品やサービスを紹介することで提供している会社からASP(アフィリエイト・サービス・プロパイダ)を経由して紹介料をもらうというネットビジネスです。
アフィリエイトを考えると「どうやったら商品が売れるか?」と考えてしまいがちですが、アフィリエイトで商品が売れるのは読者が求めている情報を提供できたときです。
人がネットで情報を検索するとき、2つのパターンがあります。
- 苦痛や不安から逃れたいとき
- 楽しみたいとき
投資ブログの場合は、苦痛や不安から逃れたいときが多いです。
投資人口はどれほど多くありませんし、不安や悩みは人に相談しづらいものです。そこで、同じように悩んでいる人を探し、解決法を見つけるために検索するのです。
- 「この銘柄買ってもいいのかな」と不安に思ったとき➜他の人の分析も見てみよう
- 「買った銘柄が下落しているけど、損切りした方がいいのかな」と悩んだとき➜他の人の行動や考え方を見てみよう
- 「この投資を長期運用したらどれくらいの利益が得られるんだろう」と疑問に思ったとき➜他の人の運用成績を見てみよう
というような感じです。
わたしのブログの主なアフィリエイト収益は口座開設なのですが、「口座を開設しよう!」と最初から意気込んで記事にたどり着く人はほとんどいないと思います(口座開設に直結するようなキーワードは大手企業のサイトとトップブロガーさんが独占しています…)。
例えば、メキシコペソのスワップ投資の口座開設であれば、
- 「メキシコペソ投資に興味があるけれど、実際に運用している人はどれくらいの利益が出ているんだろう」と考える。
- 検索で運用成績を調べて、記事を読む。
- 記事を読むことで不安が解消される。
- 口座開設に至る。
商品を売ろうと思うとメリットばかり書きたくなるけれど、良いことばかり書くと「本当に?」と怪しまれます。
読者から信頼が得られなければ記事が最後まで読まれることはないですし、もちろん収益も発生しません。
自分の失敗経験や運用成績、失敗経験から学んだ教訓、今後の戦略をしっかり書いて、読者から信頼を得ることが大事です。
読者が求めている有益な情報を与えることができれば、「ありがとう」の気持ちの対価としてアフィリエイトの収益が発生します。
読者は商品やサービスを求めているのではなく、情報を求めています。
ブログは読者の反応が見えにくいので忘れてしまいがちですが、記事を書くのは読者の役に立つためだという心構えを忘れないようにしてください。
投資ブログの記事を書くときに意識すること、注意点や気を付けることは?

記事を書く上でわたしは3つの役割を意識しています。
- 情報
- 感情
- 収益
個人の投資ブログが大手サイトに勝つためには、リアルな情報と感情を入れた方がいい!
情報系の記事とは、読者の役に立つ情報や手法、悩みを解決する内容となる記事のことです。
多くの人は、この情報を求めて記事にたどり着きます。
わたしのブログも情報を伝える記事がほとんどで、多くの投資ブログもこの種類の記事が多いと思います。
投資ブログで情報を伝える際に大切なことは、専門性・客観性・信頼性だと考えています。
自分の経験や感覚だけで記事を書くと、読んだ人は正確性や客観性が欠けた印象を受けます。
客観的なデータは日本の公的年金を運用している年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)から引用・参考にしたり、自分の運用成績を公開する時もあります。
考えられるリスクやデメリットもしっかり説明します。
専門性・客観性を揃っていると「この記事は信頼できる!」と思ってもらえます。
発信している情報が信頼されると、商品を購入したりサービスに申し込んでくれる可能性も高くなります。
ただ、情報だけの記事だと個人の投資ブログは伸びないと思います。
投資ブログは大手サイトも参入している激戦ジャンルです。
専門性が高いはずの大手サイトもあるのに、どうして個人の投資ブログが読まれるのでしょうか?
それは個人ブログでしか書けない体験したからこそ書ける気持ちが込もった共感できる情報が読みたいです。
情報だけの記事が読みたければ、大手企業のサイトを読むはずです。
- 失敗して悲しかった
- この方法だと上手くいった
- 後悔した
- 楽しかった
読者が「わたしもそんな未来を手に入れたい」とワクワクするような記事が書ければ、収益もアクセスも増えていきます。
個人ブロガーが大手企業の記事の真似をしても、絶対に勝つことはできません。
この自分の気持ちや失敗経験から得た教訓は大手企業のサイトでは書けない個人ブログの強みなので、感情は積極的に書くようにしましょう
【投資ブログのマネタイズ】投資ブログでおすすめなアフィリエイトは、口座開設と書籍の紹介
最後に収益化についてお伝えします。
アクセスが増えればグーグルアドセンスの収益は増えますが、収益の柱はアフィリエイトです。
アフィリエイトは成果条件を達成することで収益が発生します。Googleアドセンスはクリック報酬型なので、アクセスが増えれば自然と収入も増えていきます。
投資ブログで紹介しやすいアフィリエイトは口座開設と書籍の紹介です。
例えばチャート分析の記事を書いたとしたら「チャート分析の勉強にはこの本が分かりやすかった」と紹介したり、「この口座が使いやすい」と紹介できます。
「アフィリエイト記事を書こう」というより、情報に合った広告を貼るイメージです。
収益が出ればブログ運営は楽しくなるし、ブログをパワーアップすることもできるのでマネタイズは積極的にしましょう!
記事によって差はありますが、情報・感情・収益の3つの要素を意識して書くようにしてみてください。
投資ブログの記事の構成や手順は?
ここからは具体的な書き方についてお伝えてしていきます。
記事の書き方は人それぞれですが、わたしは下のように記事を作ることが多いです。
- 簡単に記事の内容を考える
- キーワードを決める
- キーワードを基にタイトルや見出しを決める
- 本文、まとめ、導入部分を書く
- 記事を装飾する
- パーマリンクを決める
- アイキャッチ画像を作る
- 投稿する
【キーワード選定のコツ、探し方】キーワードツールは確認・参考程度にして想像力を活かそう

アフィリエイト投資ブログにおいて、キーワード選びはとーっても大切です!
キーワードを調べるキーワードツールもありますが、キーワードツールは確認や参考程度にして、わたしは想像力をメインにしています。
記事を書くとき1番最初に考えることは、どんな人に向けて書くかという読者像(ペルソナ)です。
例えばメキシコペソについての記事を書こうと思ったとします。
メキシコペソについて検索する人はどんな人か想像します。
- メキシコペソの値動きの特徴を知りたい人
- チャート分析から今後の動きを予想したい人
- リアルな運用成績を知りたい人
- メキシコペソを始めるか悩んでいる人
パッと思いついただけでもこれだけのパターンが想像できました。
「どんな人か想像できない!」と思う人は、自分が投資を始めたばかりの頃を思い出してみてください。
どんなことを考えてどんな風に調べたかな、どんな情報が欲しかったかなと振り返って、過去の自分を読者像にすると書きやすくなります。
メキシコペソはビッグキーワードになり、誰に向けて書くかがロングテールキーワードになります。
記事の内容を表すキーワードがビックキーワード(メキシコペソ)、どんな人に向けて書くかで変わる小さなキーワードがロングテールキーワードになります。ロングキーワード記事を積み重ねることで、ビッグキーワードで上位表示されるようになっていきます。
「今日はチャート分析で今後の動きを予想したい人に向けて記事を書こう」と思ったら、検索する人の気持ちを考えます。
- 「初心者」で「チャート分析」が苦手…
- 「長期チャート」から大きな流れを知りたい
- 「短期チャート」で「今後の動き」を「予想」したい
括ったところが、キーワードになります。
他にも追加できるキーワードがないかキーワードツールを使って確認します(キーワードツールはUbersuggestを利用中)。
「最初にキーワードツールを使った方が効率的」と思うかもしれませんが、同じようにツールを使ってキーワードを探す人と競争になるというデメリットがあります。
想像力をメインにして、キーワードツールは確認・参考程度にすることをおすすめします。
ここまで読むと、「大変そう…」と思う人もいるかもしれませんが、
- どんな記事を書くか簡単に考える
- その記事を読みたい人をイメージする
- 読みたい人の気持ちを考えて、キーワードを考える
- キーワードツールを使って、確認する
と作業自体はとてもシンプルです。
【タイトルや見出しの決め方】おしゃれなタイトルの作り方【タイトル例あり】
キーワードが決まれば、キーワードを組み合わせてタイトルや見出しを考えます。
タイトルや見出しは考えたキーワードを含めて内容が分かるようにします。
例えば、
- チャート分析で今後の値動きを予想
- 長期×短期チャートで分析した結果は?
- 初心者でも分かるチャート分析のコツ
こんな風にキーワードを組み合わせてタイトルや見出しを決めます。
別に凝ったりおしゃれなタイトルにする必要はありません。
タイトルは内容が分かる簡潔なもので充分です。
とはいえタイトルを考えるのは慣れるまで難しいと思うので、少しコツをご紹介します。
- 数字で締める(おすすめ3選など)
- 体験記(実際にやってみて分かったなど)
- 感情を入れる(後悔した…など)
- 記号を入れて目立たせる
上の4つのパターンにあてはめてタイトルを考えることが多いです。特に【】を使って強調することが多いです。
目を引くタイトルには法則があるので気になる人はこの本を読んでみてください。
記事の導入文・本文・まとめの書き方や注意点は?初心者にも分かるように専門用語は使わないようにしよう

次に記事の中身についてです。
本文は大きく3つに分かれます。
- 導入部分
- メイン
- まとめ
ブログの記事は飛ばし読みされることがほとんどなので、導入文で読者に関心を持ってもらえるように工夫します。
わたしは記事の冒頭にまず挨拶をします。
次に「これから書くことはあなたにとって有益な情報です!」とアピールします。
例えば、
- 市場が暴落してインデックス投資を辞めようかなと思っていませんか?
- チャート分析が苦手だけどチャートの動きから今後の動きを予想したくありませんか?
という感じで読者に「これわたしのことだ!」と思ってもらえるように意識しています。
その後に「今回は短期×長期チャートから今後の値動きを予想します」という風に内容を簡単に伝えます。
他にも気を付けていることは、コロナショックを乗り越え投資歴5年目など自分の実績を伝えて信用度が上がるようにしています。
投資ブログは激戦ジャンルなので、「このブログは他の人の記事よりも有益で信頼できる」と直感的に思ってもらえるような工夫が必要です。
次はメインの本文です。
決めたキーワードを基に見出しを作り、伝えたいことを先に整理することが多いです。
気を付けることは、初心者の人でも理解できるように、丁寧に・詳細に・具体的に書くということです。
投資は専門用語も多いですし、専門用語を使った方がスムーズに記事を書くことができます。
でも、「これってどういう意味の単語だろう…」と感じたら読者は記事から離れてしまいます。
自分が投資を始めたばかりの頃の気持ちを思い出して、初心者にも分かりやすい記事になるように心がけてください。
- 専門用語を使う場合は、補足説明をつけて意味が分かるようにする
- パッと見て難しいイメージの記事は、漢字を減らしてひらがなを多めにする
- 初心者の頃に気持ちを思い出して、初心者が気になるそうな部分が抜け落ちないようにする
まとめ部分は、記事の内容をざっくりと振り返り、商品の紹介をすることが多いです。
最後は記事を読んでくれたお礼を伝えて締めるようにしています。
終わりよければ全て良しと言われるように、終わり方が良いと記事が一気にレベルアップします。
最後まで丁寧に書き上げましょう
記事を見てもらうために記事を装飾する
記事が書けたら、記事を装飾します。
読者の気持ちを想像してほしいのですが、文字ばかりの記事を見ると直感的に「難しそう」、「大変そう」と感じませんか?
直感的な印象が悪ければ記事にたどり着いても、読者は記事を読むことなく離れてしまいます。
パッと見た感じの印象はとても大事なんです。
特に長文の記事の場合は、読者が疲れないように・途中で飽きないように、記事を装飾してください。
- 画像を入れる
- ボックスなどで装飾する
- マーカー線を使う
- 強調文は文字の色を変える
- 文字が詰まりすぎないように開業する
わたしはこの5つを意識して記事を装飾しています。
URLの設定・決め方は?
パーマリンクはURLと呼ばれ、記事の住所地を示すものです。
パーマリンクもGoogleの評価に影響すると言われているので、しっかり設定してください。
日本語のパーマリンクだと意味不明な羅列になってしまうので、英語で設定します。
メキシコペソのチャート分析記事であれば「mexican-peso-chart」というように、記事の内容から重要と思われるキーワードを2~3語選んで、英単語に置き換えて設定します。
1つ注意点があります。
記事を投稿した後に、パーマリンクは変更しないようにしてください!
パーマリンクは住所地なので、変更してしまうとGoogleからの評価がリセットされてしまいますし、リンク切れになってしまったりとデメリットしかありません。
アイキャッチ画像を設定する
最後にアイキャッチ画像を設定します。
画像だけのときもあれば「メキシコペソ投資チャート分析」というようにキーワードを入れることもあります。
パッと目を引くアイキャッチ画像だと読まれやすいですし拡散されやすくなります。
わたしはアイキャッチ画像はCanvaを使って作成しています。
投稿する
最後は誤字・脱字の確認です。
声に出して読むと誤字・脱字に気づきやすくなります!
誤字・脱字のチェックが終われば、投稿します。
お疲れ様でした
投資ブログの記事作成でよくある疑問について

ここからは初心者の頃に感じた疑問についてまとめていきます。
ブログの記事投稿のおすすめ時間は?wordpressで投稿時間を予約する
記事投稿のおすすめ時間帯ですが、わたしは19時に投稿することが多いです。
19時頃はもっともアクセスが集まりやすい時間と言われているので、この時間にしました。
通勤時間・通学時間、お昼休みはアクセスが多くなりやすいので、午前なら11時半くらいにすることもあります。
「この時間がいい!」という決まりはありませんが、決まった時間に投稿すると定期的に見てくれる読者が集まりやすくなります。
記事のタイトルは何文字が理想?
記事のタイトルは狙うキーワードを2~3つ入れて、30文字程度に収めた方がいいと言われています。
Google検索の場合、表示されるのが32文字なので、32文字で記事の内容を表すようにしています。
特に狙いたいキーワードを先頭にした方がいいと言われています。
記事投稿後にタイトルは変更してもいい?
狙っているキーワードで検索上位に入っている場合は、出来る限り変えない方がいいです。
検索上位に入っていない場合は、記事投稿後にタイトルを変更することもあります。
キーワードを削除するというより、追加するような形の変更であれば問題ないのかなと思っています。
見出しやキーワードを考えるのが疲れる
わたしは時々キーワードもほとんど気にしないで記事を書くこともあります。
でも意外とそういう記事の方がアクセスを多く集めたりします。
「記事書くの疲れるな…」と思って記事を書けなくなることが1番よくないので、書きたいように書くことも大事だと思います。
記事の文字数は?
記事の文字数は1000文字以上がいいと言われていますが、わたしは文字数は意識していません。
文字数は指標ではなく、結果です。
文字数が少なくても伝えたいことが書けていたら問題ありません。
わたしは短いもので1000文字、ボリュームのある記事だと20,000文字ほどになっています。
たくさん記事を書くことで書く技術は上がっていく
最初から良い記事が書ける人なんていません。
わたしはブログを始めて2年経ちましたが、最初に書いた記事を見直すと「なにを伝えたいのか分からないし、情報も薄い記事」だと感じました(当時はかなり頑張って書いた記事です)。
どんな書き方がいいのか、どうすれば伝わりやすいのか…それは記事を書くことで学んでいきます。
つまり、記事を書くことで書く力は育っていくんです。
まずは記事をたくさん書きましょう
この記事が投資ブログを運営する上で役立てば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
こんにちは、投資ブロガーとうなです