【ポートフォリオ】理想の資産配分(アセットアロケーション)について!おすすめの配分は?

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こんにちは、投資ブロガー藤奈です

投資の世界では、どの資産にどのくらい投資をするのか(アセットアロケーション)ということが、売買のタイミングや銘柄の選択よりもはるかに大切だと言われています。

投資の基本はリスク分散なので、資産配分の時点でほとんどの勝負が決まっているということです

今回は理想的&おすすめの資産配分についてお伝えしようと思います。

理想の資産配分が知りたい

どのような資産配分にしたらいいのか分からない

このように思っている方は、ぜひ読んでみてください

アセットアロケーションとは?意味と重要性について

投資の世界は、分散投資が基本となっています。集中投資はリスクが高く、不測の事態が起きた時に大損害を被る可能性があるからです。

「卵を1つの籠に盛るな」という分散投資を勧める格言もあります。卵を1つの籠に入れると、その籠がひっくり返ってしまうと全ての卵が割れてしまいます。そこで、いくつかの籠に分けることで、リスクが分散される…という意味です。

分散投資を行う上で必要になるのが、どのような割合で資産を配分するのか決めること。資産配分はアセットアロケーションと呼ばれていて、アセットは投資を、アロケーションは配分を意味しています。

ポートフォリオと混同してしまいそうになりますが、2つの違いは資産配分(アセットアロケーション)を行った結果が自分のポートフォリオということです。

理想的・おすすめのアセットアロケーション(資産配分)は?

先に結論から言ってしまうと、わたしのポートフォリオは以下のようになっています

定期預金:6割

国内株式:2割

積立投資信託:1割

FX:1割

資産配分をしっかり決める前のポートフォリオ(高配当株の長期保有メイン)の影響が大きいですね。

投資信託は、国内株式:先進国株式:新興国株式=0.5:8:1.5の割合で毎月積み立てています。

今も国内株式投資は行っていますが、SBIネオモバイル証券を使った少額投資に移行しています。将来的には定期預金と積立投資信託をメインにして+αで株とFXを行う予定です。

SBIネオモバイル証券は少額orTポイントで国内株式を楽しむことができるおすすめの証券です。詳細はこちらの記事を参考にしてみてくださいね

では、わたしの資産配分について詳しく説明していきます

アセットアロケーションを考えるきっかけになった本

わたしは、水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」という本を読んで、アセットアロケーションを考えるようになりました。

「お金は寝かせて増やしなさい」は、積立インデックス投信について書かれた本です。

「ウォール街のランダム・ウォーカー:株式投資の不滅の真理」を読んで感銘をうけた水瀬さんが、長年かけて蓄積したインデックス投信の知識や実績、アセットアロケーションやリスク分散についてまとめています。

今回は、積立インデックス投信のバイブルとして有名な「お金を寝かせて増やしなさい」を参考に、理想の資産配分についてお伝えしたいと思います。

債券の投資信託を必要ない?株式のみでいい理由

投資の世界は、株式と債券の2大市場となっています。下記の表を見てみると分かるのですが、債券と株式市場は反対の動きをすることが多いです。

株価が上がれば、債券価格は下がる。債券価格が上がれば、株価は下がるという感じです。

表は日本の公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が平成29年度の「基本ポートフォリオの定期検証について」において、資産クラスの相関係数をまとめたものです。相関係数が-1に近いほど、値動きの関連性が低くなります。

相関係数国内債券国内株式外国債券
国内債券1.00 
国内株式-0.171.00 
外国債券-0.260.12 1.00 
外国株式-0.360.78 0.50 

株式と債券が反対の動きをする性質を利用し、リスク分散を行うことが一般的です。

また、下記の表を見てみると分かるのですが、債券は株式と比べるとリスクが低くなります。

表は日本の公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が平成29年度の「基本ポートフォリオの定期検証について」において、資産クラスのリスクと期待リターンを推計したものです。

期待リターンリスク
国内株式約5.5%24.86%
外国株式約7.8%25.70%
国内債券約1.5%4.10%
外国債券約3.8%11.46%

このことから、手堅くするなら債権比率を多めに、利益を重視するなら株式比率を多めにします。

リスクとリターンは比例します。リスクが高ければ期待できるリターンも増えますし、リスクの低い投資はリターンも少なくなります。

ローリスクハイリターンの投資は、詐欺を疑いましょう

バリュー投資の父と謳われるベンジャミン・グレアムは著書「賢明なる投資家 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法」の中で、総資産の25~75%を株式で運用し、残りを債券で運用した方がいいと述べています。

株式市場が低迷しているときは株式比率を上げ、逆に株式市場が高騰している時は、債券の比率を上げるべきだと勧めています。

しかし、債券を買う必要はないと「お金は寝かせて増やしなさい」の著者水瀬さんは述べられています。債券を購入するのなら、その資金は定期預金に預けるか、個人向け国債を買った方がいいと言われているのです。

上記の表から気づいた方もいるかもしれませんが、外国債券と国内債券がありますが、外国債券は為替の変動リスクがあるため、国内債券よりリスクが上がります。

そのため、わざわざ外国債券を購入するメリットはないと考えられます。外国債券を買うのならば、国内債券を買うべきです。

次に国内債券ですが、国内債券も購入する価値はないと思っています。理由は、日本が現在ゼロ金利政策をとっており、今後は金利が上昇する可能性が高いからです。

金利が上がると債券は価値が下がるので、価値が下がるものに資金を投入する必要はないと考えられます。

このような理由から、債券の投資信託を購入するよりも、元本が保証されているネット銀行の定期預金や個人国債を買った方がいいと水瀬さんは結論付けられたのです。

株式の配分は?世界市場ポートフォリオ理論を参考に考えてみる

わたしも債券の代わりに定期預金を行っています。今は株価が高値圏だと思っているので、定期預金の比率を多くしています。

先ほどの表からも分かるように、国内株式と外国株式を比較すると、外国株式の方が期待リターンが2%強高いことがわかります。

リスクも高くなりますが、期待リターンとリスクの比率を考えると、外国株式に投資する方が賢明と言えそうですが、外国株式は為替の変動リスクがあることを忘れてはいけません。また、投資の基本は分散投資です。

株式の配分割合は、世界の株式市場の牽引する先進国株式、成長が見込まれるものの情勢が不安定な新興国株式、そして日本国内株式をどう組み合わせるかが重要になります。

下記の表は、2019年4月9日に発表されたIMF(国際通貨基金)の世界経済成長予想まとめたものです
  2019年 2020年
世界 3,3%(-0,2%) 3,6%(0,0%)
先進国 1,8%(-0,2%) 1,7%(0,0%)
米国 2,3%(-0,2%) 1,9%(0,1%)
ユーロ圏 1,3%(-0,3%) 1,5%(-0,2%)
新興・発展途上国 4,4%(-0,1%) 4,8%(-0,1%)
中国 6,3%(0,1%) 6,1%(-0,1%)
インド 7,3%(-0,2%) 7,5%(-0,2%)
日本 1,0%(-0,1%) 0,5%(0,0%)

リスクが高くても、積極的にリターンを狙うのであれば、新興国株式の配分割合を高くすることになりますし、世界の経済成長にあやかるのであれば、先進国株式の配分割合が高くなります。日本で暮らしているので、低い成長率であろうと、国内株式の配分を高くするのも手です。

わたしは、世界市場ポートフォリオを参考にして、インデックス投信の配分割合を決めました。世界市場ポートフォリオとは、世界各国の株式時価総額と同じ比率で資産配分を作ることです。

世界市場と同じ比率のポートフォリオにすることで、世界経済の成長率分の収益(3~4%)を見込む方法です。世界の株式市場は、大体国内株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1の比率になっています。

この比率で運用するのが理想的かもしれませんが、わたしは国内株式:先進国株式:新興国株式=0.5:8:1.5の割合でインデックスファンドの積立投資をしています。

今後成長が見込まれる新興国株式の配分割合を少し高くし、その分国内株式の配分割合を低くしました。国内株式の配分割合を低くしたのは、国内株式やポイント投資でアクティブファンドを購入していることも理由です。

投資を楽しみたい方へ!コア・サテライト戦略

アセットアロケーションを検討する上で、コアサテライト戦略という面白い考え方もあります。

投資は株式と債券の2大市場となっています。世界市場ポートフォリオ理論から考えると、株式と債券or定期預金・個人向け国債の比率を考えることが資産配分となります。

けれども、不動産投資やFX、米国株式などいろいろな投資に興味がある方もいるのではないでしょうか

自分が興味のある投資、面白いと思っている投資に資金を回したい、でもリスクは減らしたいという方におすすめなのが、コアサテライト戦略です

コア・サテライト戦略とは、守りのコア投資と攻めのサテライト投資に分け、効率的に資産を運用する投資手法です。

コアは核を、サテライトは衛星を意味しています。太陽の周りを地球や火星・金星などの衛星が回っているような図式になることから、コア・サテライト戦略と名づけられました。最近注目されている投資手法です。

画像は城北信用金庫のサイトよりお借りしました。

投資の中心となるコアは長期運用を前提とした投資になります。定期預金や積立インデックス投信が該当します。

サテライト投資は、短期間で利益を狙う比較的リスクの高い投資になります。株式やFX、不動産投資が当てはまります。

コア・サテライトの比率は、7~8:3~2にします。こうすることで、長期投資で手堅く利益を狙いながら、リスクの高い投資にもチャレンジできるのです。

狙える利益は増えますが、もちろんリスクも上がります。リスクの高い投資も積極的に行いたいと思っている方におすすめの方法です

アセットアロケーションの決め方は自分の投資への考え方で決まる

アセットアロケーションの決め方は、自分の投資への考え方で決まります。手堅く着実にお金を増やしたい型は預金や個人向け国債の比率を上げ、積極的に運用したい場合は、株式の比率を上げます。

自分がどのように運用していきたいか考え、資産配分を作ってみてください

投資に興味があるけれど、「資産配分は大変そう」「面倒だな」と思う方は、バランス型の投資信託がおすすめです!

投資信託は、投資家から集めたお金を1つの資金にして、資産運用の専門家が国内外の株式や債券、不動産などの資産に投資をして運用しています。

100円程度の小額から買うことができる初心者向けの金融商品で、その中にはバランス型の投資信託があります。

バランス型の投資信託は、その名の通り国内外の株式と債券がバランスよく組み込まれています。これさえ買ってしまえば、資産の配分を深く考える必要はありません

バランス型投資信託のデメリットは、少し手数料が高いことですが、後回しにしてしまって利益を失うことが一番もったいないと思うので、気軽な気持ちでバランス型投資信託から始めてみていいと考えています。実際わたしもバランス型姿投資信託で投資を始めました

投資信託については、こちらの記事で詳しく解説しています。よかったらご覧ください

今回はわたしのバイブル本「お金は寝かせて増やしなさい」を基に、理想的&おすすめの資産配分についてお伝えしました。理想に関しては自分の投資への考え方にもよりますが、ぜひ参考にしてみてください

最後までご覧いただき、ありがとうございました