ブログやサイトのアクセスアップはブログを運営している多くの人が取り組むことです。
わたし自身「どうしたらもっと読んでもらえるんだろう…」と先輩ブロガーさんの取り組みを見たり、本を読んだり試行錯誤しています。
アクセスが増えればアフィリエイトやアドセンス収入も伸びますし、「頑張って書いた記事を多くの人の読んでもらいたい!」と思うのはブロガーとして当然だと思います。
良い記事を書いていけば記事も読まれると考えている人もいるかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。
わたしが大好きな水城せとなさんが書かれた漫画「失恋ショコラティエ」の中でこのようなセリフがありました。
「なんにもしてないのに向こうが勝手に好きになってくれればそれが1番ですよね。でも普通、ないですよね。だって、お菓子だって味だけで十分おいしいのに、それでも売れるためには形や色を可愛くしたり、綺麗な箱に入れたり、愛される努力が必要なんだなって思うし…意識的にでも無意識的にでも、人の気を引く努力をしている人が好かれてるんだと思うんですよね」
失恋ショコラティエ
この言葉は「その通りだ!」と思って、とても印象に残りました。
つまり、投資ブログで質の高い記事を書くのは当たり前で、読まれる努力もしないといけないということです。
今回はアクセスアップのための取り組みを全てお伝えしたいと思います。
- 投資ブログの運営手順とアフィリエイトについての知識を学ぶ
- 投資ブログを作る
- 記事の書き方を勉強して記事を書く
- ASPに登録して広告を貼る
- カスタマイズしてブログのデザインを整える
- アクセスアップに取り組む←今この記事
Contents
半年で収益が3万円・月間2万PV達成!アフィリエイト投資ブログをアクセスアップさせる11の施策
わたしは現在この「藤奈ブログ」を育てていますが、2年前にも投資ブログを運営していました。
その際は半年で月間2万PV・収益は3万円を達成しました。
今回はその経験を基にアクセスアップのコツについて3つの分野に分けて詳しくお伝えします。
- SEO対策で検索順位を上げる
- SNS流入を増やす
- リピーターを増やす
投資ブログのアクセスアップの鉄則!SEO対策・検索順位の上げ方

アクセスアップの基本軸となるのは、検索流入です。
TwitterやFacebookといったSNSからの流入もアクセスアップにつながりますが、検索から一定の読者が来てくれると確実にコツコツとアクセス数が伸びていきます。
検索順位を上げる対策はSEO対策と呼ばれています。
投資ブログの運営を継続する
ブログは一生懸命記事を書いても、その記事がアクセスを集めてくれるようになるまでにタイムラグがあります。
タイムラグがある理由は、検索エンジン(Google)が記事の内容だけでなく、専門性や信頼性も重視しているからです。
専門性と信頼性とは、簡単に言ってしまうと「誰が記事を書いていて、その情報は正確なのか?」ということです。
この専門性と信頼性の指標は、ブログの運営期間と記事数です
つまり、長い期間にわかって定期的に良い記事を投稿しているブログの記事は、正確で信頼できるとGoogleから評価されるのです。
ブログでアクセスを増やすには、ブログを継続することが必須条件になります。
投資記事の投稿(更新)頻度を上げる
アクセスを増やすには、ブログ運営を続けることですが、更新頻度を増やすことで検索順位が上がりやすくなります。
3日に1回の更新していた6月に比べて、毎日記事を更新していた5月の方が検索順位の伸びが大きかったです。
毎日記事を更新するために質の低い記事を投稿したら本末転倒ですが、ブログの更新頻度を上げることでググっと検索順位を上げることができます。
ロングテールキーワードを探す
ロングテールキーワードに関しては、記事の書き方 にも通ずる部分で、投資ブログを運営するなら絶対に身に着けたい考え方です。
例えば、インデックス投資について記事を書くとします。
まず、インデックス投資を検索する人の気持ちを考えます。
インデックス投資の仕組みについて知りたい人もいれば、おすすめの銘柄や手数料の少ない銘柄をしたい人、運用成績を知りたい人もいるかもしれません。
インデックス投資でリアルな運用成績を知りたい人に向けて記事を書くとしたら以下のようなキーワードが考えられます。
- 「インデックス投資」を「1年」「運用」した場合の「成績」
「」で括ったところがキーワードになります。
このようにいくつかのキーワードを組み合わせた検索ボリュームが少ないキーワードをロングテールキーワード、最初の「インデックス投資」がビッグキーワードと呼ばれています。
ビッグキーワードはライバルが多くて検索順位が上がりにくい傾向にありますが、ロングテールキーワードはライバルが少ないので検索上位になりやすいです。
投資ブログは激戦ジャンルなので、このようにロングテールキーワードを狙い、1日1PV集める記事を積み重ねていくことでアクセスを伸ばしていきます。
ライバル記事をチェックする

ロングテールキーワードを考え付いたら、そのキーワードを実際に検索してみてください。
そうすると、どんな記事が検索上位になっているのか、Googleがどのような記事を高く評価しているのか分かります。
もし1ページ目に入りたいなら、検索上位の記事よりさらに質が良い記事を書く必要があります。
真似する必要はありませんが、どんな内容でどれくらいのボリュームで書かれているのかなど参考にしてみてください
類義語検索やキーワードツールでキーワードを追加したり、ボリューム数を確認する
キーワードツールで検索ボリュームや追加できるキーワードがないか確認することも大事です。
わたしはUbersuggestを利用しています。
例えば、先ほどインデックス投資を検索する人の気持ちになって、リアルな運用成績を知りたい人に向けて「1年」「運用」した場合の「成績」記事を書こうとしました。
キーワードツールを確認すると、他のキーワードが見つかったりします。
例えば、記事の内容から「おすすめ」・「利回り」・「投資信託」・「デメリット」・「始め方」なども追加できるかもしれないと思ったら、そのキーワードを見出しやタイトルに追加していきます。
見出しに同じ語句が何度も出てくるときは、類義語検索で違う語句に言い換えるときもあります。
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを活用してリライトする
GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを利用することで、グッとアクセスを伸ばすことができます。
Googleアナリティスクはどの記事がアクセスを集めていて、どんなキーワードでアクセスが集めているのか確認することができます。
Googleサーチコンソールはまだ読者がブログや記事に来ていなくても、どんなキーワードで記事やブログが表示されているのか、そのキーワードの検索順位も詳しく確認することができます。
つまり、読者になってくれるかもしれない人たちを把握できるということです。
これがアクセスアップの大きなヒントになってくれます!
例えば、検索上位なのにクリックが少なければタイトルを変えてみたり、キーワードを見出しに追加したり、分析してリライトしていくことでアクセス数をググっと伸ばすことができます。
予期しないキーワードで検索上位になる場合もあるのでGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは定期的に確認することをおすすめします
内部リンクを最適化して、検索順位と回遊率を上げる
内部リンクを最適化すると聞くと「難しそう…」と思ってしまうかもしれませんが、要は読者が記事を見つけやすい・回遊しやすい構造にするということです。
記事数が多くなると、カテゴリーやタグで記事を分類します。
- カテゴリー:大まかな分類
- タグ:カテゴリーで分類できなかった細かい分類
カテゴリーやタグも検索結果に反映されるので、検索に引っかかりそうな言葉にすることをおすすめします。
このカテゴリーやタグの分類も内部リンクの最適化に含まれます。
- 関連記事のリンクを貼る
- カテゴリーやタグを整理する
内部リンクはGoogleからの評価にも関わっています。
関連した記事同士を結び付けることで「このブログの専門性が高い」、「ユーザビリティーが高い」と評価されて検索順位の上昇に繋がります。
また、記事内や記事下にも関連リンクを貼ることで、ブログ内の回遊率を高めることができます。
ブログや記事を読みに来てくれた人が有益な情報を持ち帰れるように、「この記事を読む人はこの記事も参考になるかもしれない」と想像しながら内部リンクを整えてみてください。
SNS流入の増やし方

次はSNSからの流入についてお伝えします
投資ブログは大手企業も参入している激戦ジャンルです。
大手企業のサイトは専門性が高いと評価されやすく、個人ブログは検索順位が上がりにくいと言われています。
定期的に行われるGoogleのコアアップデートでアクセスが激減することもあります。
実際にわたしは1年前のGoogleコアアップデートでアクセスは1/4以下に、収益は0になったことがあります。
投資と同じで、ブログ運営も不測の事態が起きても再起不能の大打撃にならないようにする必要があります。
ブログと一緒にSNSを育てて、アクセス流入源を分散化させよう
分散投資と一緒でアクセス流入源も分散化させる必要があります。
その取り組みの1つがSNSです。SNSはブログは違って、個人の方が伸びやすい傾向にあります。
ブログと一緒にSNSを育てて、もし検索流入が0になっても自分に残るモノを育てましょう!
ブログと相性が良いTwitterを育てることがおすすめです。
- Twitter➜テキスト主体
- Instagram➜画像主体
- YouTube・TikTok➜動画主体
SNSで投資仲間やブログ仲間を増やすことで、刺激を受けてモチベーションも上がります。
目を引くアイキャッチ画像を設定する
SNSで記事を紹介したとき、タイトルと同じくらい見られるのがアイキャッチ画像です。
どんなに良い記事を書いてもクリックされないと読まれません。
わたしは画像はCanvaで作っています。
Canvaはフリー素材もたくさんあるし、テンプレートもあってササっと簡単におしゃれな画像を作ることができます。
文字を入れたり吹き出しにしてみたり、思わずクリックしてしまうようなアイキャッチ画像が作れたら拡散される可能性がグッと高くなります。
リピーターの増やし方

投資ブログは大手企業も参入する激戦ジャンルです。
個人ブログは検索順位が上がりにくい傾向があるのですが、SNSからの流入やリピーターを増やしやすいのは個人ブログです。
検索やSNSから来てくれた人が「もう1度このブログ見たい」、「じっくり読みたい」というブログを作ることで定期的にブログに来てくれるようになり、アクセスが安定して伸びていきます。
もう1度見たいと思うブログを作る
わたしはブログを読むことが好きで、たくさんの人のブログや記事を読んできました。
定期的に読んでいるブログには3つのポイントがあることが分かりました。
- デザイン
- 記事の多さ
- 個性がある
まずはデザインです。
「これなんかいいな」と思うブログのデザインでないとリピーターにはなりません。
わたしは可愛いブログが好きなのですが、何度も読み返しているブログのデザインは可愛いデザインのブログばかりです。
投資ブログはシンプルな作りが多いですが、記事に集中できるデザインにしているのだと思います。
読んでほしいと思う読者層が好みそうなブログのデザインになるようにカスタマイズしてみてください。
あるカテゴリに関する記事がたくさんあれば、このブログは○○に詳しいブログと認識され、○○について知りたい人が何度も訪れてくれるようになります。
どこにでも書いてあるような内容の記事だと読んでくれませんが、独自の切り口や特徴がある・個性があるブログならリピーターが増えてくれます。
運営者の個性を出す
ブログ運営者の個性を出すのもリピーターを増やす方法として効果的です。
今までたくさんの人のブログや記事を読んで、「この記事面白い」「素敵な文章だな」と思ったら、「この記事を書いている人はどんな人だろう?」と気になったことがあります。
運営者のSNSを見に行ったり、他にもブログを運営していないか探してみたり。
記事だけでなく、書き手にも興味を持ってもらえたら、リピーターになってくれる可能性はグーンと高くなります。
運営者の個性を出すと言っても「どうしたらいいの?」と思うかもしれませんが、わたしは2つの取り組みをしています。
- SNSのリンクを貼って親近感を出す
- 感情を表出する
SNSはブログよりも日常生活感が出るので、親近感を持ってもらいたいなと思っています。
記事の中では、書き手の感情を出すようにしています。
「後悔した」「嬉しかった」「楽しかった」「失敗した」というような感情を積極的に書いて、個人感を意識しています。
大手企業の投資サイトは機械的な記事が多く、個人感や感情が入った経験談が少なくなります。
企業の投資サイトと同じ土俵で戦っても勝ち目はないので、個人の投資ブログでしか書けない記事になるように意識しています。
感情を出すことで運営者の個性を出すこともできるし、企業の投資サイトと違いをつけることができるので、個人で投資ブログを運営する場合は積極的に感情を書くことをおすすめします!
アクセスアップもブログ運営も自分のペースでコツコツと取り組もう
以上がわたしが取り組んでいるアクセスアップ方法です。
一気に取り入れるのが難しいと思うので、少しずつ取り入れてみてください。
ただ、ロングテールキーワードを意識して記事を書くことは、記事の書き方にも通ずる考え方なので、ぜひ身に着けてください。
一言に投資ブログと言っても細かいジャンルや書き方も違うので、アクセスの伸び方は人それぞれです。
3か月で10万PV達成!とか見ると「このままでいいかな」と落ち込んでしまいますが、他の人と比較してブログを辞めてしまうことが1番勿体ないことなので、自分のペースでコツコツ取り組んでください。
この記事が役に立てば嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
こんにちは、投資ブロガー藤奈です