【天国から地獄】メキシコペソ投資を1年続けた結果は?ブログで公開!

とうな

こんにちは、投資ブロガーとうなです

2019年7月からメキシコペソ投資を始めて、1年が過ぎました。

米中貿易摩擦による急落、コロナショックによる暴落…6円の大台を超えたかと思えば、史上最安値を更新するという激動の1年でした。

今回はメキシコペソ投資を1年続けてみて分かったことや感想、運用実績、今後の方針についてお伝えします。

  • メキシコペソ投資を始めるか悩んでいる
  • メキシコペソ投資のリアルな運用成績が知りたい

このように思っている方は、ぜひ読んでみてください

メキシコペソ円スワップ投資の仕組みについて

スワップ投資とは、高金利通貨を保有して、金利(スワップポイント)を得る投資です。

日本はゼロ金利政策を行っているため、銀行にお金を預けてもお金はほとんど増えません。でも、世界には金利が高い国もあります。

有名な高金利通貨は、トルコリラ南アフリカランドメキシコペソの3つです。

高金利通貨の中ではメキシコペソが1番スワップポイントが低いのですが、わたしは安定性からメキシコペソを選びました。

2021年12月8日時点での高金利通貨の傾向や特徴をまとめました。

トルコリラメキシコペソ南アフリカランド円
現在のレート8.29円5.43円7.20円
政策金利15%5.0%3.75%
スワップポイント25円11円10円
インフレ率(2020年)14.6%3.15%3.27%
失業率(2020年)13.2%5.2%30%
過去10年の値動き47.9~8.2円11円~4.2円12円~5.58円
トレンド長期・短期的に
下落トレンド
長期は下落トレンド
短期は上昇トレンド
長期は下落トレンド
短期は上昇トレンド

この表を見ると、メキシコペソは高金利通貨の中で安全度が高くてバランスの良い通貨だということが分かると思います。

メキシコペソのスワップ投資を1年運用した成績を公開

2019年7月から始めた運用実績です。

評価損益売却利益スワップポイント合計
1か月目-40,000円2,930円4,202円-32,868円
2か月目-18,030円4,730円10,845円-2,455円
3か月目-11,260円6,310円14,845円+9,895円
4か月目-850円8,508円16,343円+24,001円
5か月目ポジションなし27,946円ポジションなし+27,946円
6か月目ポジションなし27,946円ポジションなし+27,946円
7か月目ポジションなし27,946円ポジションなし+27,946円
8か月目-38,496円27,946円724円-9,826円
9か月目-98,570円27,946円4,930円-65,694円
10か月目-40,105円27,946円10,487円-1,672円
11か月目-43,355円30,42110.582円-2,352円
12か月目-71,030円30,421円13,852円-26,757円

メキシコペソ投資を始めた直後に、トランプ大統領によるトランプ砲撃でメキシコペソは急落しました。

一時期含み損は4万円まで膨らみましたが、その後の上昇相場で約3万円の利益で売却しました。

2020年2月~3月の暴落➜下落相場でメキシコペソを再開しましたが、買い焦ったために今も含み損生活が続いています。

2021年12月時点では投資金20万円に対し、約4万円の利益と+5000円の含み益が発生しています。

失敗して分かったメキシコペソ円投資のリスクと危険性

メキシコペソ投資を1年間続けた感想をお伝えしたいと思います。

感想は大きく2つです。

  • レバレッジを利用するなら買うタイミングは大切
  • ロスカットされないように、不測の事態も考慮したリスク管理が重要

新興国の通貨は基本的に下落傾向で、流通量が少ないために暴落しやすいという特徴があります。

コロナショックのように相場が不安定になったり、世界経済が減速すると投げ売りされやすいのです。

わたしはメキシコペソ投資はスワップポイントを貯める投資だと思っていた時期があるのですが、それはレバレッジ1倍で絶対にロスカットされない場合だけです。

レバレッジ1倍以上or利益を伸ばそうとするなら買うタイミングは本当に大切です。

買うタイミングが悪ければ、スワップポイントを貯めてもスワップポイント以上の含み損生活になってしまうのです。

高金利通貨は史上最安値を更新し続けている通貨であり、買うタイミングを間違えるとわたしのように含み損を抱え続けることになります。

また、大暴落が起これば各国は金融緩和を行います。つまり、緊急利下げが行われるのです。

利下げが行われば、金利が引き下げられ、スワップポイントが減ってしまいます。

メキシコペソはスワップポイントが引き下げられただけでしたが、南アフリカランド円はスワップポイントがほぼ0円に、トルコリラに関しては逆スワップで金利を支払うという事態になりました。

メキシコペソ投資はスワップポイントの力が大きいのですが、暴落時や下落相場ではそのスワップポイントがなくなるリスクもあるのだと知りました。

スワップポイント0円という状態は長く続きませんが、その間を乗り切れるようにリスク管理しないといけないと痛感しました。

【メキシコペソ投資の始め方】スワップポイントを比較

メキシコペソ投資で利益を増やしたい場合、スワップポイントの多いFX会社で口座を開設する必要があります。

2021年11月30日の週を基にスワップポイントをまとめました

10万通貨保有スワップポイント/日スプレッド(原則)取引最小単位
セントラル短資FX110円0.2銭1000通貨
みんなのFX81円0.3銭1000通貨
Light FX91円0.3銭1000通貨
ヒロセ通商90円0.3銭1000通貨
FXプライムbyGMO80円0.5銭1000通貨
GMOクリック証券80円0.2銭100000通貨
マネーパートナーズFX10円0.2銭10000通貨
楽天 FX70円0.2銭1000通貨

スワップポイント第1位はセントラル短資FXという結果でした。

セントラル短資FXの「ここが良い!」と思うポイント
  1. メキシコペソ円のスプレッド(取引手数料)が業界最狭
  2. 他の高金利通貨(トルコリラ・南アフリカランド)のスワップポイントも高水準
  3. 初心者でも使いやすい
  4. 自動売買が利用できる
  5. 経済ニュースの配信が豊富。プロによるマーケット解説もある

セントラル短資FXの公式サイト・口座開設はこちらからどうぞ

口座開設や維持費は無料なので、気になる取引業者の口座を開設➜スワップポイントと使い勝手の良さを比較した上でメイン口座を決めることをおすすめします!

取引業者によって少し違いはありますが、申し込み➜取引ができるようになるまでは下のような流れになっています。

  1. 口座開設を申し込む
  2. 取引業者から関係書類が郵送で届く(マイナンバーカードと身分証明書のアップロードで省略可能になることが多い)
  3. 書類に必要事項を記入し、返送する(マイナンバーカードと身分証明書のアップロードで省略可能になることが多い)
  4. 取引業者で審査が行われる
  5. 口座の開設が完了し、取引に必要なIDやパスワードが簡易書留で届く
  6. 証拠金(担保金)を入金する
  7. 取引開始

口座開設の申し込み自体は10分程度で終わるのですが、取引が開始できるようになるまでは約1週間ほどのタイムラグがあります。

買い場を逃さないように、開設は早めにしておきたいところです。

リスク管理をしっかりしつつ、メキシコペソ投資を楽しみましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました

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