【メキシコペソ円】活発な取引時間帯や危険な時間帯はいつ?急落やフラッシュクラッシュの注意点まとめ

とうな

こんにちは、投資ブロガーとうなです

メキシコペソは午後9時頃から翌日の2時頃までが値動き活発な時間帯になります。

でも、1番危険が高いのは別の時間帯だったりします。

今回は取引時間帯による特徴や注意点についてお伝えしようと思います。

時間帯の特徴を知っていると、値動きの予想がしやすくなります。

メキシコペソ投資に興味がある方はもちろん、FXに興味がある人はぜひ読んでください

メキシコペソ投資は24時間いつでも取引できる

外国為替(FX)には、株式市場のように取引所はありません。

世界各都市にある銀行間で電話やインターネットを用いて取引されています。この仕組みはインターバンク市場と呼ばれています。

FXは平日なら24時間取引することができます。

銀行が閉まる金曜日の夕方(日本時間の土曜日早朝)から月曜日の早朝を除いて、いつでも取引することができます。

通貨によって取引が活発になる時間帯が変わります。

メキシコペソが活発に動くニューヨーク時間の特徴は?NYオプションカットの傾向

アメリカの隣国であるメキシコのペソは、ニューヨーク時間に取引されることが多いです。

ロンドン市場に次いで取引高の多いのがニューヨーク市場です。

夏時間の場合は22時から翌日の午前5時50分まで、冬時間の場合は23時から翌日の午前6時50分まで開かれていて、この時間がニューヨーク時間と呼ばれています。

ニューヨーク時間は多くの投資家が主戦場にしている時間帯です。

取引高は外国為替市場の約20%ですが、圧倒的な資金力を誇るアメリカの機関投資家が動き、世界通貨のドルが活発に取引されるので、為替市場がもっとも動く時間帯になります。

アメリカや為替や世界市場の動きに比例して、メキシコペソも値動きが大きくなる傾向があります。

欧州勢も参入している21時から翌日の2時頃までは特に値動きが激しく、上昇相場や下落相場といったトレンドが発生しやすい時間です。

午後9時頃からはアメリカの指標が毎日のように発表されますし、夏時間の午後11時・冬時間の0時にはNYオプションカット、夏時間の0時・冬時間の午前1時にはロンドンフィックスとなっています。

午後9時頃はアメリカの機関投資家による騙しも起こりやすいので、注意が必要です。

NYオプションカットとロンドンフィクス前後は値動きが激しくなるので注意しよう!

FXを行う上で知っておきたい言葉にNYオプションカットがあります。

オプションカットとは、カットオフタイムとも呼ばれ、通貨オプション権利行使の締め切り時間を意味しています。

通貨オプションとは、あらかじめ定められた期間や期日に、定められた価格でかう権利、または売る権利を売買する取引のことです。

つまり、NYオプションカットとは、通貨を定められた価格で買う締め切り時間のことなんです。

権利を買うのは安定したレートを確保したい大きな貿易企業や投資目的の金融機関、売るのは証券会社や銀行などの金融機関です。

一般的にオプションカットで設定された価格付近で値動きが収束することが多いです。

NYオプションカットが近づくと、買う側と売る側の思惑が交錯し、値動きが激しくなります。

NYオプションカット付近…前後30分は相場が荒れたり、トレンドの方向感がなくなったりします。ドルだけでなく、メキシコペソを含めた通貨全般の値動きが予想しにくくなります。

夏時間0時、冬時間午前1時にはロンドン市場においてその日の基準となるレートが決まります。この時間をロンドンフィックスまたはロンドンフィキシングと呼びます。

日本の仲値と同じですが、規模はけた違いです。ロンドンフィックスの前後30分は値動きが激しくなるので、注意が必要です。

メキシコペソ投資を行うなら、ドルの動きに注視しよう!リスクを下げたい人は、イベント前に売却しよう

世界通貨であるドルの動きは、全通貨に影響を与えます。FOMCの政策金利の発表、雇用統計などの経済指標で相場が大きく動きます。

アメリカの大統領をはじめとした要人の発言で、相場の流れが急に変わることもあります。

雇用統計の発表前、FOMCの声明が発表される前にはポジションを整理するのもありだと思います。

スワップポイントの受け渡しは、ニューヨーク時間が閉まる時間に行われることが基本です。夏時間の場合は午前6時前後、冬時間の場合は午前7時頃になります。

その点だけ注意しておいてください

窓開けスタートやフラッシュクラッシュとは?魔の時間オセアニア時間に注意しよう

メキシコペソはニューヨーク時間に取引されることが多く、その他の時間は比較的に値動きが緩やかです。

ただ、通貨を保有している場合は週明けのオセアニア時間に注意が必要です。

ウェリントン市場は、午前5時から午後2時まで開かれています。

午前6時頃から午前8時頃まではオセアニア時間と呼ばれ、三大為替市場(東京・ロンドン・ニューヨーク)が開いていないので、市場参加者も少なく、値動きも緩やかな時間帯です。

しかし、週末にイベントがあった場合、週明けのウェリントン市場で為替市場が大きく動くことになります。

市場が閉まった時と市場が開いたときのレートが大きく離れて市場が始まった場合、「窓開けスタート」と騒がれます。

他にもフラッシュクラッシュと呼ばれる突然為替レートが大きく動いて急に戻る現象は、参加者が少なくて流動性が低いこの時間帯によく起こります。

そのため、この時間帯は魔の時間とも呼ばれています。

2019年に始めに起こったフラッシュクラッシュはこの時間帯に起こりました。

通貨を保有している場合、一番気を付けたい時間帯です。

週末に市場に大きな影響を及ぼすようなイベントがある場合は、ポジションを整理してリスク軽減するのもありです。

東京・アジア時間の特徴は?

メキシコペソ投資は、日本の円を売り、メキシコのペソを買う投資です。

日本の円は東京・アジア時間に活発に取引されます。

三大為替市場の1つである東京市場は、午前9時から午後3時頃まで開かれています。

東京市場が始まる8時頃からアジアの投資家たちが参入し始めるので、外国為替市場に少しずつ活気が出てきます。

欧州勢やアメリカ勢は参入していないので、比較的値動きが緩やかな時間帯です。

午前8時頃から午後3時頃までの時間帯は、東京・アジア時間と呼ばれています。

東京の株式市場が開く午前9時から仲値が決まる午後9時55分前後までは、日本の円の値動きが激しくなります。

仲値とは、銀行などの金融機関が取引するレートのことです。

レートが常に変わっていたら、銀行で両替ができないので、価格を決めてしまうのです。1円以上の値動きがない限り、仲値はその日1日適用されます。

その後はアジアやオーストラリアの経済指標が発表されることも多く、お昼ごろまでアジア通貨・オセアニア通貨の活発な取引が行われます。

活発な取引は行われる午前8時からお昼頃までのこの時間帯は、上昇相場や下降相場といったトレンドが発生しやすくなります。

お昼を過ぎると市場も落ち着き、値動きも緩やかになります。この時間は行ったり来たりを繰り返すレンジ相場になることが多いです。

外国為替市場から見ると、東京市場の取引高は5%ほどなので、比較的値動きが少ない時間帯と言われています。

日本の企業は、取引先への支払いをドルで行うことが多く、決済のほとんどは5・10のつく日(ゴトー日)に行われます。

企業は決済前に円をドルに交換するのですが、銀行もドルが足りず、ドル不足に陥ることが多いです。

このようにドルが不足した場合、為替市場からドルを購入します。そのため、5・10のつく日(ゴトー日)はドル高傾向になります。

外国為替市場の取引高1位!欧州時間はブレイクに注目

最後に欧州時間の特徴をお伝えします。

三大市場のうち、もっとも取引高の多いのがロンドン市場です。

アジアや欧州、アメリカの投資家たちも参加するため、ロンドン市場の取引高は外国為替市場全体の約40%にもなります。多くの投資家はロンドン市場とニューヨーク市場を戦場としています。

ロンドン市場は夏時間は午後4時から0時まで、冬時間の場合は午後5時から翌日に1時まで開かれています。

ロンドン市場より一足先に早く始めったフランスやドイツの投資家たちが参加し始める午後3時頃から21時頃は、欧州時間と呼ばれています。

ユーロ(EUR)とイギリスのポンド(GBP)を中心に取引が行われますが、欧州の投資家たちが参入してくることで、外国為替市場が本格的に動き出す時間帯です。

欧州の株式市場は開く午後4時頃から午後7時頃まではユーロやポンドの値動きが特に激しくなり、上昇や下降といったトレンドが発生しやすくなります。

アジア時間の安値・高値のどちらにブレイクするかで、トレンドを予測することもできます。

午後7時以降は値動きも緩やかになり、行ったり来たりを繰り返すレンジ相場になりやすいです。

機関投資家が参入し始める15時頃は、アジアの機関投資家によるポジション整理や欧州の機関投資家による騙しが起こりやすいです。

ユーロ圏内は懸念材料が多く、メキシコペソを含む全通貨に飛び火する可能性があります。関係者の発言や各国の情勢には注意を払っておきたいところです。

メキシコペソ投資を始めるなら?スワップポイント比較

メキシコペソ投資始めるなら、スワップポイントの高いFX会社で口座を開設することをおすすめします。

金利が銀行によって異なるように、スワップポイント(金利)も会社によって異なります。

2021年11月30日の週を基にスワップポイントをまとめました。

10万通貨保有スワップポイント/日スプレッド(原則)取引最小単位
セントラル短資FX110円0.2銭1000通貨
みんなのFX81円0.3銭1000通貨
Light FX91円0.3銭1000通貨
ヒロセ通商90円0.3銭1000通貨
FXプライムbyGMO80円0.5銭1000通貨
GMOクリック証券80円0.2銭100000通貨
マネーパートナーズFX10円0.2銭10000通貨
楽天 FX70円0.2銭1000通貨

スワップポイント第1位はセントラル短資FXという結果でした。

セントラル短資FXの「ここが良い!」と思うポイント
  1. メキシコペソ円のスプレッド(取引手数料)が業界最狭水準
  2. 他の高金利通貨(トルコリラ・南アフリカランド)のスワップポイントも高水準
  3. 初心者でも使いやすい
  4. 自動売買が利用できる
  5. 経済ニュースの配信が多い。プロによるマーケット解説もある

口座開設や維持費は無料なので、気になる取引業者の口座を開設➜スワップポイントと使い勝手の良さを比較した上でメイン口座を決めることをおすすめします!

セントラル短資FXの口座開設・公式サイトはこちらからどうぞ

取引業者によって少し違いはありますが、申し込み➜取引ができるようになるまでは、下のような流れです。

  1. 口座開設を申し込む
  2. 取引業者から関係書類が郵送で届く(マイナンバーカードと身分証明書のアップロードで省略可能になることが多い)
  3. 書類に必要事項を記載し、返送する(マイナンバーカードと身分証明書のアップロードで省略可能になることが多い)
  4. 取引業者が審査を行う
  5. 口座の開設が完了し、取引に必要なIDやパスワードが取引業から郵送で届く
  6. 証拠金(担保金)を入金する
  7. 取引開始

申し込み自体は約10分ほどで終わりますが、取引ができるようになるまでは約1週間ほどかかります。

口座開設の申し込みから取引開始まではタイムラグがあるので気を付けてください

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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