今回はメキシコペソ投資を行う上で、知っておいた方がいい各通貨の特徴についてお伝えします。
メキシコペソ投資に強い影響を及ぼす米ドルと日本の円
メキシコペソ投資で注目したい通貨は、メキシコのペソはもちろんのこと、アメリカのドルと日本の円になります。
世界の基軸通貨アメリカのドル(USD)
世界の基軸通貨として使われていて、世界で最も取引量が多い通貨です。
メキシコはアメリカの隣国であるので、ドル円と似た動きになる傾向があります。
国をまたいだ取引の決済は米ドルで行われることが多いです。各国の中央銀行が外貨準備をするときも米ドルが使われます。
世界の政情が不安定になると「有事のドル買い」が起こると言われており、2020年のコロナショックでも有事のドル買いが起こりました。
金利が低い日本の円(JPY)
米ドル、ユーロについて世界で3番目に取引量が多い通貨が日本の円になります。
日本円は金利が低いので、スワップ投資のペア通貨に適しています。
わたしもメキシコペソ投資は、円でペソを買っています。
貿易国であるため、海外要因で値が動きやすい傾向にあります。特にアメリカのドルとの連動性が高い通貨です。
世界経済に影響を及ぼすメジャー通貨
取引量が多く、世界経済に影響を及ぼすと言われている通貨は、ユーロとイギリスのポンド、中国の人民元と言われています。
米ドルに対抗できるEUの通貨ユーロ(EUR)
EU(欧州連合)で流通している通貨ユーロ。基軸通貨であるアメリカのドルに対抗できる通貨と言われています。
EUはドイツ・オランダ・フランスなど28か国から構成されています。
ユーロは特にドイツの経済指標の影響を受けます。EU内では経済格差の問題などもあり、不安材料も多くあります。
値動きが激しいイギリスのポンド(GBP)
かつては世界の基軸通貨であったイギリスの通貨。今でも強い影響力を持っています。
取引量は、アメリカのドル、ユーロ、日本の円に次いで第4位です。
値動きが激しい通貨として有名です。
北海油田を抱えており、資源国家としての一面を持っていて、原油価格の影響を受けやすい通貨です。
経済発展が期待されている中国の人民元(CNH)
経済発展が著しい中国の通貨人民元は、市場に及ぼす影響も年々強くなっています。
中国の経済発展の鈍化が発表されると、世界経済の減速が連想されるようになりました。
マイナー通貨まとめ
知っておいた方がいいマイナー通貨の特徴についてお伝えしていきます。
安全性の高いスイスのフラン(CHF)
永世中立国家スイスの通貨です。
安全性の使い通貨として知られており、世界情勢が不安定になると買われやすいという特徴があります。
金利が低いため、高金利通貨のペア通貨として利用されることもあります。
資源国家カナダのドル(CAD)
オイルサンドや天然ガス、ニッケルなどの天然資源が豊富であるカナダは天然資源が豊富であり、資源価格に大きく影響されます。
地理的にアメリカに近いので、アメリカの経済との結びつきが強い傾向にあります。
資源国家であり高金利通貨オーストラリアのドル(AUD)
オーストラリアは原油や石炭、鉄鉱石と言った鉱物資源が多い国です。
資源国家として位置づけられていて、資源価格の影響を受けやすい傾向にあります。
金利が比較的高く、スワップ狙いもできます。
輸出国韓国のウォン(KRW)
サムスンを代表とする世界企業を抱える韓国。
貿易立国で外的要因の影響も受けやすい傾向にあります。
情勢が不安定にある香港のドル(HKD)
香港はイギリスから中毒に返還されたので、人民元とはベルの通貨が流通しています。
アメリカのドルと連動しやすい傾向にあります。
ここ最近は情勢が不安定になっています。
資源国家ニュージーランドのドル(NZD)
農作物の輸出割合が大きいため、原油や大豆といった商品先物の影響を受けやすい通貨です。
農作物を輸出しているので、天候の影響にも左右されます。
オーストラリアと連動する傾向が強いです。
安定した通貨ノルウェーのクローネ(NOK)
ノルウェーはユーロとの関連が強い国です。
政情は安定しており、世界的にも安定した通貨として有名です。
原油の湯っ収量はサウジアラビア、ロシアに次ぐ規模となっており、資源国家として資源価格の影響を受けやすい特徴にあります。
ポーロンドのズロチ(PLN)
ポーランドは石炭などの資源が豊富で、比較的安全した通貨として知られています。
ユーロの動きと資源価格の影響を受けやすい特徴にあります。
比較的金利が高い通貨でもあります。
まとめ
各通貨の特徴は理解してもらえたでしょうか?
通貨の特徴を知ることで、さらにメキシコペソ投資を楽しむことができます!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
こんにちは、投資ブロガー藤奈です