生活防衛資金はいくら必要?最低でも生活費の1年分貯めた方がいいと思う理由

とうな

こんにちは、投資ブロガーとうなです

皆さんは生活防衛資金として、どれくらいのお金を置いていますか?

生活防衛資金とは、自分に何かあって収入がなくなっても生活することができるお金のことで、生活費の3か月~6か月分くらいは用意しておいた方がいいと言われています。

個人的にはこれだと少なすぎるので、最低でも生活費×1年分、200~300万円用意した方がいいと思っています。

今回はコロナショックの経験や意見も含めて、生活防衛資金についてお伝えします。

  • 生活防衛資金がいくら必要か知りたい
  • 生活防衛資金の考え方を知りたい
  • どこに預ければいいのか知りたい

このように思っている人は、ぜひ読んでみてください

生活防衛資金はなぜ必要?考え方について

世界経済は長期的に見ると右肩上がりですが、10年に1度暴落すると言われています。

暴落➜下落相場に移行して、底値になるまで半年~2年ほどかかります。

そして緩やかに上昇していき、暴落前の水準まで回復して、さらに上昇していくことを繰り返しています。

イメージ的には、暴落➜下落相場が2年ほど、緩やかな上昇相場が7~10年ほど続くという感じです。

投資を始めてすぐに暴落が起こると、資産が減ってしまったり、半分以下になることもあります。

ただ、その下落相場を乗り越えると、上昇相場が訪れます。

つまり、市場が回復➜上昇するまで待つ必要があり、下落相場の最中で売却しないようにする必要があるんです。

そしてその間に何か不測の事態が起きた時に使うのが生活防衛資金となります。

【生活防衛資金の決め方】いくら必要?

生活防衛資金は生活費の3か月~1年程度あった方がいいと言われています。

例えば急に仕事を辞めた時、失業給付がもらえるようになるまで基本的に2か月半ほどかかります。

その間は収入がない期間が続くので、どんなに少なくても3か月分は用意しておいた方がいいと言われています。

生活防衛資金が生活費の3か月分だけでは少なすぎると思いませんか?

わたしは少なくても1年程度、200~300万円あった方がいいと思っています。

2020年の新型コロナウイルスが起こり、未だに労働市場は厳しい状況が続いています。

ここ数年の自然災害やパンデミックの状況を見ていると、生活防衛資金は生活費の1年程度必要だと思います。

生活防衛資金が少ないということは、すぐに使えるお金が手元にないということです。

「何かあったらどうしよう」と不安な気持ちでは、投資に必要な冷静な判断ができなくなるかもしれません。

生活防衛資金が用意できていない場合、市場が暴落して損失額が最も多い時に金融商品を売らなければならないという事態にもなりかねません。

生活防衛資金はどこに預けたらいい?ネット銀行をおすすめしない理由

わたしは独身時代に貯めたお金を生活防衛資金として普通預金に入れています。

生活防衛資金の預入先は、対面で引き出せる銀行がおすすめです。

ネット銀行の方が金利が良いのですが、ネット銀行は災害時に弱いというデメリットがあります。

なにかあったときを考えると、生活防衛資金は対面で引き出せる銀行の方が安心です。

生活防衛資金は流動性資金やいつでも使えるお金とも呼ばれている

生活防衛資金は、流動性資金やいつでも使えるお金と呼ばれたりしています。

資金は、流動性資金・安全性資金・収益性資金の3つに分けることができます。

  1. 流動性資金:いつでも使えるお金(生活防衛資金)
  2. 安全性資金:住宅購入や自家用車の購入、教育資金など今すぐではないが使うお金
  3. 収益性資金:資産を増やすためのお金

生活防衛資金という名称でなくても、資産運用やお金のお金の教科書的な本を読むと、いつでも使える(引き出せる)お金はあらゆる前提として必ず紹介されています。

【生活防衛資金を貯めている間、投資はしない方がいい?】インデックス投資の積立との両立がおすすめ

今回は生活防衛資金についてお伝えしました。

生活防衛資金は最低でも生活費の1年分、200万~300万円程度は用意した方がいいと思います。

多すぎると思う人もいるかもしれませんが、使えるお金が少ないと、「何かあったときにどうしよう…」と不安になって冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。

運用額が大きい人は、資産の2~3割はいつでも使えるようにした方が安心です。

ただ、投資に興味がある人が生活防衛資金が貯めることに専念するのは「もったいないなぁ」と思います。

投資の世界は実践して分かることがとても多いからです。

例えば、急落が起きたときに自分はどう思うのか?どんな行動をしたくなるのか?

これは実践してみないと分からないことですし、この経験が非常に大きな力になるのです。

なので、生活防衛資金を貯めている間は無理のない範囲で毎月積立のインデックス投資をして知識と経験を増やすことがおすすめです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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