2022年から金(ゴールド)の投資信託の毎月積立を始めることにしました!
ゴールド投資を始めた理由は、
- ゴールドはここ10年上昇し続けている
- 取引量に制限があり、世界人口の増加から今後も上昇する可能性が高い
- 株式市場と反対の動き方をするので、リスク対策や分散投資になる
詳しくは下の記事にまとめているので、興味がある方はぜひご覧ください。
ゴールド投資を始める前に、大きなハードルが2つありました。
- 銘柄選び
- 為替ヘッジあり・為替ヘッジなしのどちらを選ぶか
今回はゴールドの投資信託の銘柄選定と為替ヘッジについて徹底的にまとめました。
同じように「ゴールド投資に興味があるけれど、いろいろと悩んでいる!」という人の参考になれば嬉しいです。
Contents
金(ゴールド)投資信託の手数料比較をしてみた結果は?
ゴールド価格に連動する投資信託は、いくつかあります。
「どの銘柄がいいだろう?」と悩む人もいるかもしれませんが、注目する項目はただ1つで「手数料の安さ」です。
わたしは毎月定額で投資信託を購入しています。
毎月決まった日に定額で買う=時間を分散して買うことで高値掴みすることがなく、安い時に多く、高い時に少なく買うことができます。
この方法はドルコスト平均法と呼ばれています。
ドルコスト平均法を利用した毎月定額の積立は、時間経過で少しずつ利益を伸ばす投資方法です。
そのため、手数料の安さは本当に大事です!
わずかに思えた手数料も時間経過とともに大きな損失になり、利益が伸びにくくなってしまうからです。
ゴールド投資だけでなく、積立投資をする場合は少しでも安い手数料の銘柄を選ぶことが利益に繋がります!
各銘柄の手数料を比較をしてみました。
- iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド:年0.51%
- 三菱UFJ 純金ファンド:年0.99%
- NEXT FUNDD 金価格連動上場投信:年0.55%
わたしが調べた結果では、iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドの手数料が1番安いという結果になりました。
わたし自身、 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドを積み立てています!
iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドの為替ヘッジ有無によるメリット・デメリット
ただ、 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド は「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」の2種類があるのです。
為替ヘッジとは、為替変動による損失を避けるために、変動を受けないようにすることです。
為替ヘッジありにした場合、為替変動による損失を受けませんが、ヘッジをかける費用(ヘッジコスト)がかかってしまいます。また、円安による値上がり益を受けることができません。
為替ヘッジなしにした場合、ヘッジコストがかからず、円安になると値上がり益を受けることができます。もちろん、円高になった場合は基準価格が下がってしまうというデメリットがあります。
「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」のどちらを選んだらいいの?と悩む方も多いのではないでしょうか?
為替ヘッジあり・為替ヘッジなしの人気は、半々になっているようです。
ヘッジあり・ハッジなしのリスクリターンを比較してみました(2015年8月~2020年7月に存在したパッシブファンドの月次リターンを単純平均化したものを基に算定)。
ヘッジあり | ヘッジなし | |
リターン | 7.44% | 7.55% |
リスク | 11.82% | 8.59% |
リターン÷リスク | 0.63 | 0.88 |
為替ヘッジあり・なしはリターンは同じ程度ですが、リスクはヘッジありの方が3%程高くなることが分かりました。
これは、相場が不安定なときに、
- リスク回避としてゴールドが買われる
- 円高ドル安傾向になる
その結果、リスクを打ち消し合うので、値動きが小さくなるからです。
為替ヘッジありにした場合、株安・ドル安になってもマイナスの影響を受けにくく、ゴールドが買われることでより大きなリターンになります。
【まとめ】リスクヘッジとしてのゴールド投資なら為替ヘッジありの方がおすすめ
為替ヘッジあり・なしのどちらがいいかはゴールド投資に何を求めるかによって以下のように変わります。
- ゴールド投資単体だけで考えると、為替ヘッジなしの方がいい
- 株式投資などと組み合わせてリスクヘッジとして投資する場合は、為替ヘッジありの方がいい
記事が参考になれば嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
こんにちは、投資ブロガーとうなです