ブログを運営していて、「ブログ辞めたいな」と思うことはありませんか?
がんばって記事を書いているのに、アクセスは1~2桁。書いても書いてもアクセスが増えない。
同時期にブログを始めた人や他の人は成果を上げているのに、自分は成果がでない。
そんな風に考えることはありませんか?
これはわたしが実際に思っていたことですし、上手くいかないと今でもこんな風に考えてしまいます。
そんなときに、必ず読み返している本があります。
それは、堀江貴文さんの「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」です。
読むと「よし!がんばろうかな」と思える素敵本です。
Contents
堀江貴文さんの「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」の内容は?挑戦と成功をつなぐ架け橋は努力しかない
堀江貴文さんは、2000年代前半に時代の寵児と呼ばれていました。
学生時代にIT企業を起業して、27歳の2000年4月に東証マザーズに上場。2004年に当時の近鉄バファローズ買収に名乗りを上げ、2005年にはニッポン放送の筆頭株主になります。
ニッポン放送の子会社だったフジテレビとの関係は、メディアに騒がれて日本中を巻き込む大騒動に発展しました。
2006年の1月に証券取引法容疑で逮捕。2年6か月の実刑判決を受けます。
わたしはこの本を読むまで、堀江貴文さんに対して「なんだか自分勝手そうな人だな…」と思っていて、あまり良いイメージを持っていませんでした。
それがこの本を読んで、ガラッと考えが変わりました。
成功している人は、とても容量が良くて効率的なイメージがありませんか?
でも、堀江さんは自分は全くの逆だそう。
堀江さんは多くの人は掛け算の答え…つまり、どうすれば楽に成功できるかという成功へのショートカットを求めていると言います。
しかし、次へのステップアップを進もうとするとき誰もが等しくゼロであり、ゼロになにかをかけてもゼロのままです。
まずはゼロの自分に小さなイチを足していくことが大切。
失敗しても、たとえすべてを失っても、ゼロに戻るだけ。何より危険なことは、失うことを怖がって、一歩も踏み出せないこと。
小さな成功体験を積み重ねて、自分の殻を破り、少しずつ更新していくしかないのだと言われています。
他にも印象に残っている部分を簡略化してまとめました。
- 情報は誰かが用意してくれるものではなく、自ら掴み取るもの。
- 経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。
- 人生は、小さな選択の積み重ね。
- チャンスは誰にでも平等に訪れる。目の前に流れてきたチャンスに飛びつけるかどうか。
- 多くの人は自らの労働をお金に変えているのではなく、そこに費やす時間をお金に換えている。
- やりがいとは「見つける」のではなく、自らの手で「つくる」もの。
- もっとうまくできる方法はないかと自分で考える。仮説を立て、試行錯誤を繰り返す。その能動的なプロセスの中で与えられた仕事はつくりだす仕事に変わる。
- 自分の手でルールを作ると没頭できる。ルール作りのポイントは、「遠くを見ないこと」。今日という1日でぎりぎり達成可能な目標をかかげ、目標に向かって猛ダッシュする。
- 知識やテクニックを覚えるのは、イチを積み重ねたあと。
- 「ここでいいや」と満足してしまうと、思考停止に突入する。
- 悩むは物事を複雑化すること。考えは物事をシンプルにすること。
【読んでみた感想】初心者の挫折率9割以上のブログは試行錯誤の過程を楽しみながら、記事を書くこちに集中するしかない
この本はブログ運営について書かれている本ではないのですが、ブログ運営に言えることがたくさん詰まっている本です。
ブログ運営は基本的に楽しいし面白いけれど、やっぱり辛くなる時もあります。
- 書いても書いてもアクセスが増えないとき
- 周囲の人は結果を出しているのに、自分が結果がでないとき
「ブログで稼ぐなんてやっぱり無理だったのかも」と諦めそうになります。
ブログ運営は約9割の人が挫折すると言われています。
頑張っても収益やアクセスが増え始めるのは3か月~6か月経過してからなので、結果が出る前に成功体験のない初心者の多くが辞めてしまうんです。
でも、この本を読むと「イチを足していくしかない。目の前のこと、今日できることをやっていこう」となんだか力が湧いてきて、記事を書いたりキーワード選定をしたり「できることを積み重ねていこう」と思えるんです。
仮に失敗してもその経験が自分の糧になるし、手に入れた知識やテクニックが消えることはありません。
ただ、記事を書くだけに集中していては思考停止だともこの本は気づかせてくれます。
仮説を立てて実践し、試行錯誤を繰り返す。考えて、実行する。
挑戦と成功を繋ぐ架け橋は努力しかないと堀江さんは言われていますが、本当にその通りだと思います。
ブログ以外でも「なんだかモヤモヤする…」と思っている人に、ぜひ読んでもらいたい本です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
こんにちは、投資ブロガーとうなです